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真言宗・時宗の歴史・葬儀

“仏教”とひとくくりにいっても、その宗派により歴史はもちろんのこと教えや葬儀の作法は異なります。今回は真言宗と時宗についてその概要を含めて紹介します。
開祖 空海(くうかい)
教え 空海(弘法大師)は、804年留学僧として遣唐使船で中国に渡り、中国密教を授けられ帰国。その後、816年に高野山を賜り、真言宗を興しました。「即身成仏」を根本の教えとし、身体の修行(身密)、言葉の修行(口密)、心の修行(意密)の三密の修行を行うことで、誰でも仏になれると説きます。
本尊 大日如来
経典 大日経・金剛頂経
総本山 高野山金剛峯寺
寺院数 約1万2300
信徒数 約549万人
お唱えする言葉 南無大師遍照金剛(なむだいしへんじょうこんごう)
焼香 焼香は3回(額にいただきます)。線香は3本立てます。
葬儀の特徴 密教が根本にあり、身・口・意の自力本願を唱える真言宗。葬儀では灌頂の儀式があり、故人の頭に水をかける動作をします。これをすることで初めて仏の位に登ることができ、真仏に転身する(即身成仏)という意味が込められています。納棺の際には土砂加持という真言を108回唱え清められた土砂を遺体にかけます。これにより、仏の光明に包まれた浄土に生まれ変わることができるとされます。
開祖 一遍(いっぺん)
教え 1274年、一遍により開宗された時宗は、浄土真宗の親鸞の「阿弥陀如来を信じることによって救済される」という教えを、さらに一歩進め信仰の有無に関わらず「南無阿弥陀仏」を唱えれば救われると説きました。民間布教のため、鉢をたたきながら「南無阿弥陀仏」を唱えた「鉢たたき念仏」で人々に念仏を進めたのが起源とされ、これは踊りを主体とする「念仏踊り」へと変化。全国中に広まり、盆踊りの起源になったともいわれています。
本尊 阿弥陀如来
経典 浄土三部経(仏説無量寿経・仏説観無量寿経・仏説阿弥陀経)(とくに仏説阿弥陀経を重視)
総本山 清浄光寺
寺院数 約410
信徒数 約5万8000人
お唱えする言葉 南無阿弥陀仏(なむあみだぶつ)
焼香 焼香は1回から3回。線香は1本立てます。
葬儀の特徴 「南無阿弥陀仏」を唱え、安らかな極楽浄土へ導くのが本義。戒名には男性では阿弥陀如来の「阿」、女性では「弌(いち)」の文字が使われるのが特徴。仏壇では、中央にご本尊である阿弥陀如来、脇侍は向かって右に開祖である一遍上人、左に二祖の真教上人が配されるのが一般的です。

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