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臨済宗・曹洞宗の歴史・葬儀

“仏教”とひとくくりにいっても、その宗派により歴史はもちろんのこと教えや葬儀の作法は異なります。今回は臨済宗と曹洞宗についてその概要を含めて紹介します。
開祖 栄西(えいさい)
教え 1191年、栄西によって日本に伝えたとされる 禅宗のひとつである臨済宗。江戸時代の白隠禅師が中興の祖となり、座禅と師匠がだす公安という問題に答えを見いだすことによって、悟りが開けると説いています。また、日常生活での作務(労働)を重んじている点も特徴のひとつ。浄土宗などの他力本願ではなく、自力本願という考え方をもっています。
本尊 釈迦如来
経典
総本山 正法山妙心寺・東山建仁寺・慧日山東福寺ほか
寺院数 約5700
信徒数 約116万人
お唱えする言葉 南無釈迦牟尼仏(なむしゃかむにぶつ)
焼香 焼香は1回。線香は1本立てます。
葬儀の特徴 臨済宗には多くの宗派があり、葬儀のスタイルやマナーなども多少異なります。通夜や葬儀の白木位牌には、最上部に悟りの境地や涅槃を意味する「円寂」の円が描かれます。また、武家文化と結びつきの強い臨済宗から、仏壇に位牌を祀る習慣が生まれたともいわれています。
開祖 道元(どうげん)
教え 1227年に道元が、中国から伝えたとされる禅宗のひとつ曹洞宗。坐禅を修行の中心に据え、ただひたすらに座禅を組む「只管打坐(しかんたざ)」を最も重視します。これは、坐禅と生活は一体のものであるという「禅戒一如」の考え方に基づき、座禅によって得たものが、そのまま生活に現れるという考え方です。臨済宗の対話型の禅である「看話禅」に対し、黙々と座る「黙照禅」ともいわれています。
本尊 釈迦如来
経典 正方眼蔵
総本山 吉祥山永平寺・諸嶽山総持寺
寺院数 約1万4700
信徒数 約153万人
お唱えする言葉 南無釈迦牟尼仏(なむしゃかむにぶつ)
焼香 焼香は2回(1回目は額にいただき、2回目はいただかず)。線香は1本立てます。
葬儀の特徴 一般的に浄土へ導くことが葬儀の本義となることが多いですが、曹洞宗では、これが主目的ではなく、悟りを開くことが葬儀の中心に据えられています。太鼓などの楽器が鳴らされ、一般的な葬儀よりややにぎやかな雰囲気をもっているところが特徴のひとつともいえます。

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