公営斎場でお葬式~金額は?プランごとの節約価格は?

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公営斎場は民営斎場つまり、葬儀社が保有している直営の斎場で行うよりも、かなり安く葬式が出来るんです。ただし、いくつかの条件もあります。そこで、公営斎場で一般葬をあげる場合の金額についてお伝えします。

公営斎場での節約ポイントとは?
公営斎場は、市町村が運営しているので、斎場使用料が民営よりもかなり安くなっています。さらに、故人または喪主がその市町村に住んでいるのと、そうでない場合とでも金額は違っており、市町村に住民票があるほうがお得に葬式をあげることができます。
故人または喪主が斎場や火葬場のある地域の市町村住民でない場合は、交通費や増加価格などを考慮すれば、民営で安いプランのほうがお得な場合もあります。
市町村住民だし、公営斎場にしよう、そう思われた方も要注意です。公営斎場は、お得なことから予約が多く、10日くらい待たされることもあるようです。
また、火葬場が併設されている公営斎場もありますが、駅から遠い難点があります。一方、民営斎場のコストは公営斎場よりもかなり高く設定されているものの、駅から近く、予約を待つ必要もほとんどないようです。

【ある市町村が運営する公営斎場の場合】
・喪主または故人が市町村に住民票を置いている場合
→小斎場:77,000円、大斎場:115,000円、火葬場使用料:4,600円
・喪主または故人が市町村に住民票を置いていない場合
→小斎場:115,000円、大斎場:192,000円、火葬場使用料:82,500円

市町村住民であるのとそうでないのでは、大きな差があることがわかります。特に火葬使用料は18倍近くも違うんですね。同じ公営斎場を利用するなら、住民票を置いておられる市町村で予約をとることが、節約ポイントです。
これが葬儀価格ではないことにも注意が必要です。斎場が使用出来でも、葬式の内容は葬儀社にお願いしなければいけならず、葬儀の内容にかかわる費用は別にかかります。

家族葬や一般葬で必要なアイテム
葬儀社に葬儀一式をおまかせしてしまうと、オプション料金を不必要に加算されてしまうことも。ある程度、どれくらいコストがかかるのかを知っておくといいのではないでしょうか。葬式に必要なアイテムはこちらです。
・斎場使用料
・運営スタッフ
・棺
・遺影写真
・ドライアイス(2日分*火葬場の予約が取れずにいると、加算対象になります。)
・棺用布団
・枕飾り
・仏衣一式
・白木刀
・ごはん、だんご
・焼香用具
・受付一式
・役所や火葬場手続き
・火葬場併設の公営斎場の場合は、火葬場使用料も込み
など
公営斎場と提携している葬儀社に依頼すれば、これらのアイテム込みのプランの価格を提示してもらえるようです。ただ、僧侶の読経などは、個人的に先祖代々続いている所に依頼することなどもあることから、別料金になっている所がほとんどです。
・葬式の全国平均価格:190万ほど
毎年減少傾向にあるようです。
葬儀プランによる相場はこちらです。
・一般葬の場合:120
・家族葬の場合:50
・火葬のみのプランの場合:20

民営の場合はいくらくらい?
一般的に、公営斎場よりも高い民営の場合、霊柩車、お花代、火葬後の料理も含まれて設定されている場合とそうでない場合があるようですので、確認しておくことをおすすめします。ある民営の葬儀社の例でご紹介します。
・民営の一般葬:140万~
・民営の家族葬:90万~
葬儀社によっては、高い所では800万くらいになるところも。僧侶、お花、飲食、納骨内容などで大きく金額が変化していくようです。

これからは葬儀も節約する時代
昔は故人のためなら、いくらでも葬儀代金をかけてもいいという風潮がありました。地域全体で故人をお見送りする盛大な葬儀が好まれる傾向があったからです。ですが、最近では、核家族化、高齢化などから、葬式も出来るだけシンプルなものにする時代になってきたようです。

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