公営斎場で葬儀~親族として出席するときのポイント

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故人のために、親戚としてお葬式に参列をすることになった場合、何からはじめていけばいいのでしょうか。親族として参列する場合に気を付けて行きたい事をお伝えします。

親族として葬儀に参列~注意したいことは?
はじめてのお葬式、遺族と違い、親族は少し余裕があるというところでしょうか。結婚式には様々なマナーがありますが、お葬式の場合、遺族は正装ですが、親族として出席する場合略装でよく、男性は黒のスーツ、女性は黒以外のグレーや紺のワンピースでもよさそうです。
自分が親族かどうか迷った時は、2点に注意しましょう。
●6親等内の血族に入っているか
●3親等内の姻族に入っているか
これによって、公営斎場でのお香典がちがってくるようです。

親族の香典はいくらくらい?
親族は香典をいくらくらい持って参列すればいいのでしょうか。自分の年齢が30代~40代だと思ってみましょう。
●兄弟姉妹・義理兄弟姉妹:50,000円
●おじ、おば:10,000~30,000円
●いとこ:3,000円~30,000円

お花の準備は誰がするの?
一般的に、遺族はお花の準備はしないようです。親族、故人の御縁の深かった方などが準備するようです。ただ、親族だからと言って、かってにお花を頼むのはNGです。
一般的に、喪主がお花をたのみ、それを親族単位で振り分けて、後から請求するからです。喪主とダブってしまってはいけないので、まずは喪主と相談したほうがよさそうですね。
葬儀当日は、会場が中心の通路になっており、左右に椅子が並べられていますが、親族は右側に座ります。一番前が遺族です。

親戚間で認識の違いでもめる事とは?
親戚間でもめてしまうことがあります。それは、遺族が家族葬で公営斎場でもいいと言っているので、遺族のかわりに近しい親戚として、公営斎場の一番安い家族葬を頼んだのに、他の親族の反対にあってしまう場合です。結局しきたりに従うことになってしまい、高額なお葬式を挙げたものの、葬式代は遺族で負担なんてことも。
そこで役に立つのが、エンディングノートや遺言書です。故人の希望を最優先してあげるなら、うるさい親族も納得するに違いありません。エンディングノートには、遺言書のような形で、生い立ちから、残された遺族への感謝の気持ちなど、お葬式の形以外にも、いろいろな事が書き込めますので、活用をおすすめします。遺族と宗教が違うなどによる問題も解決してくれそうです。

公営斎場の送迎は?
公営斎場によっては、無料シャトルバスなど、時間決めの送迎バスがあるところもありますので、公営斎場へ親族として出席する時には、田舎などの場合はタクシー代もかかりますので、確認しておいたほうがよさそうです。

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