葬儀の後のお礼はどうすればいいの?知って得する豆知識ご紹介

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葬儀の後のお礼の仕方はいろいろあります。香典をいただいた場合、香典なしの場合などケースバイケースで考えていきたいものです。今回は葬儀の後のお礼について、知って得する豆知識をご紹介していきます。

 

お香典をいただいた場合

お香典は、一家の大黒柱が幼い子供を残してこの世を去った等の場合に、四十九日までの間、いろいろと費用がいるだろうという、助け合いの意味があります。昔はお通夜やお葬式は近所全体の協力なしでは開催できないものでした。ですから、いただいた香典に対してお礼をすることになっています。お香典をいただいた場合のお礼は、四十九日が終わってからのお返しです。のしには「粗供養」「志」などと記します。商品の金額は、基本半返しです。お葬式当日に、お茶などの記念品をお渡しされる場合、その金額をお礼金額から引いておくことが出来ます。親族から、大きな金額のお香典をいただくことがあります。親族の場合、半返しを求めているわけでもなく、残された遺族のためにお香典を提供していただいているので、3万円までは半額のお返しとし、3万円以上になれば4分の1でもかまわないようです。会社名でいただいたお香典については、商品でのお返しはいらないでしょう。ですが、会社名の中に、個人名が記されている場合は、人数分で割った金額の半返しを、それぞれにすることがポイントです。では次にお礼のタイミングと手段についてご紹介します。

弔電をいただいた場合のお礼

弔電をいただいた場合のお礼は、一週間以内に電話やお礼状を書くようにします。お香典は四十九日の喪に服する期間を終えてからになりますが、弔電の場合はお葬式に参列されていないこともあり、その後の様子を早く知らせる事が必要です。

会社の社長や上司が参列のケースは?

イチコさんは、夫が亡くなりお葬式を開催しました。共働きだったので、イチコさんは会社に夫のお葬式の旨を伝えたところ、葬儀場所を教えてほしいと連絡があったので、ファックスで送りました。お葬式には、会社の社長さんの代理として、上司二人がお葬式に参列してくれたそうです。さらに、会社から生花が準備されました。翌日会社へ出勤されるイチコさん、お礼はどうすればいいのでしょうか?イチコさんは、まず夫のお葬式に参列してくれた上司にお礼を言いに行きました。社長に直接お礼を言うのかどうかが分からなかったので、上司に相談してみたところ、上司の指示を待つことになりました。お香典と生花は会社名義なので、お返しはしなくてもいいということでした。もし、個人でお香典を1万円、生花を2万円ほどのものをいただいたとしましょう。

  • 香典返しは半返し
  • 生花は3分の1ほどのお返し

でいいのではないでしょうか。ですから1万5千円ほどのお返しをすることになります。また、会社からのお香典で、個人名が連名されている場合で一人当たりの金額が1,000円以内の場合のお礼は、みんなで分けられるお菓子の詰め合わせなどでもいいようです。

お礼状、お返し、電話などお礼は臨機応変に対応しよう

香典返しを辞退している場合や、香典を受け取っていない場合、出勤した時に参列してくれた会社の上司や同僚一人ずつお礼をするようにします。故人の会社の上司など、遺族が会えない場合のお礼状は一週間以内に書くようにしましょう。最近は香典返しをする方が、遺族の負担になる場合もあることから辞退されるケースが増えています。その場合は案内状に記入しておきましょう。

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