法事に出席する場合、気になるのがどんな格好をしていくかです。
通夜や葬儀でない法事は、回忌を重ねていくと参列者としても普段着でもいいかと思いがちです。
法事での格好を決めるポイントをお伝えします。
法事って何のためにするの?
故人はお亡くなりになってから、六道という世界に死後49日間おられるようです。
・天界
・人間界
・餓鬼界
・修羅界
・畜生界
・地獄界
その世界の先には、極楽浄土という平和な世界が待っているようです。
故人の目的は極楽浄土に行く事なのですが、一人では難しいという理由で、遺族が法事で故人が極楽浄土へ無事到着するように拝むのが法事です。
僧侶による読経だけなら法要、そこへ食事の行事がプラスされれば法事となるようです。
法事~忌日法要・年忌法要とは?
法事は一度行えばそれで終わりではないようです。
葬儀の日から7日目の初七日法要が最初ですが、49日目の四十九日法要が終わったとしても、年忌法要が続いていきます。
最終的に法要が終わるのは死後32年目だと言われているようです。
法要であっても葬儀と変わらない?
法要は簡単な儀式なので、ついつい軽装でいいかと思いがちになります。
しかし、僧侶の読経や食事の儀式もある事から、葬儀と規模は違うものの同じ事をしている事になるようです。
そのため、参列する人の格好は普段着ではNGとなりそうです。
望ましいのは略式の喪服や喪服となるようです。
略式の喪服の場合、男性の場合はダークスーツ、女性は黒のワンピースやツーピースがいいでしょう。
平服でお越しください~普段着でいいの?
平服でお願いします、などアナウンスされる事もあるようです。
その場合、TシャツにGパンなどはNGのようです。
・場の雰囲気に合った普段着
法事の意味から推測すれば、派手な色、デザインはNGですね。また、派手なアクセサリーやメイク、不潔な服装も好ましくないでしょう。
一般的に正装の場合は白もアリですが、法事の場合、ダーク系のカラーでまとめるのがいいようです。ただし、男性がスーツの下に白シャツを着るのはいいようです。女性の場合、ダーク系配色のスーツ、ワンピースなどになるようです。
冬場は寒いので、黒系のセーターの上にジャケット、女性ならセーターとスカートでもいいようです。
タイツやストッキングは黒、靴はブーツ系ではなくパンプス系が望ましいようです。